A11yWorks|Webアクセシビリティを、仕事に

お客様へ渡せる文書を、仕事の流れに沿って確認できます。

提案前の説明から、確認範囲の合意、ページごとの記録、結果報告、翌年の点検提案まで。架空サイト「デモオートサービス」を題材に、制作会社がお客様へ渡す文書の実物をまとめました。

掲載している文書は、架空サイト「デモオートサービス」を題材にしたサンプルです。実際の仕事では、対象範囲や前提条件をお客様と確認して調整してください。

無料で提案の準備を始める

提案書ができるまで

説得材料は、お客様のサイトそのものから作ります。

  1. お客様のサイトを一次調査する

    WQK(無料)で主要ページを検査し、現状の傾向を数分でつかみます。

    一次調査をためす(WQK)
  2. 結果を現状の提案書に載せる

    見つかった傾向を、事実として提案書の「現状」に書きます。自動検査では確認できない項目が残ることも、あわせて書きます。

    提案書サンプルの「現状」を見る
  3. 確認範囲を提示して合意する

    何を・どこまで・何を納品するかを提示し、合意してから作業を始めます。

    確認範囲合意書サンプルを見る

一次調査でわかるのは、自動検査で確認できる範囲の傾向だけです。「問題がある」と断定せず、事実の共有にとどめてください。

仕事の流れとサンプル文書

工程1の相談から工程6の年次点検まで、仕事の順に並べています。各カードには、文書の目的、主な読み手、使う時期を記載しています。リンク先では文面や表の構成まで確認できます。

工程 1相談

ヒアリングシート

何のため
対象サイト、利用者、機能、制約、目標を打ち合わせで確認する。
誰が読む
お客様のサイト運営担当者、営業担当者、担当責任者。
いつ使う
初回の打ち合わせと、計画内容の不足確認時。
ヒアリングシートの実物を見る

工程 2一次調査

工程 3提案・合意

提案書

何のため
お客様の相談背景、提供内容、成果物、費用をひとつの提案として説明する。
誰が読む
お客様の経営層、サイト運営責任者、制作担当者。
いつ使う
初回相談後、見積もりと実施判断を依頼するとき。
提案書の実物を見る

概算見積内訳

何のため
ページ数だけでなく、確認方法と成果物に対応する費用を説明する。
誰が読む
お客様の経営層、購買・経理担当者、担当責任者。
いつ使う
提案内容の検討時と、正式見積もり前の予算確認時。
概算見積内訳の実物を見る

確認範囲合意書

何のため
対象・対象外、役割分担、完了条件を作業前に揃える。
誰が読む
お客様と提供者の担当責任者、確認作業の担当者。
いつ使う
発注後、ページ確認を始める前の合意時。
確認範囲合意書の実物を見る

検査計画書

何のため
確認目的、対象範囲、基準、方法、成果物を作業計画として整理する。
誰が読む
お客様の担当者、担当責任者、確認作業の担当者。
いつ使う
範囲合意後、実作業の日程と方法を決めるとき。
検査計画書の実物を見る

工程 4ページ確認

作業担当者向けメモ

何のため
合意した範囲と注意点を、実際に確認する担当者へ引き継ぐ。
誰が読む
ページ確認担当者、記録担当者、進行管理者。
いつ使う
確認作業の開始前と、担当交代時。
作業担当者向けメモの実物を見る

試験実施ページリスト

何のため
実際に確認したページとURLを提出可能な一覧にする。
誰が読む
お客様の担当者、確認担当者、後日の再点検担当者。
いつ使う
確認中の進捗共有と、結果整理・報告時。
試験実施ページリストの実物を見る

工程 5記録・報告

アクセシビリティ方針

何のため
対象範囲、目標、例外、問い合わせ先、見直し時期を公開する。
誰が読む
サイト利用者、お客様の運営担当者、社内関係者。
いつ使う
取り組み開始時、公開時、方針の定期見直し時。
アクセシビリティ方針の実物を見る

不適合一覧

何のため
確認で見つかった課題を、ページ・基準・内容ごとに整理する。
誰が読む
お客様の担当者、デザイナー、実装・コンテンツ担当者。
いつ使う
確認結果の共有、改善項目の検討、再確認時。
不適合一覧の実物を見る

試験結果

何のため
達成基準ごとの適用と確認結果、判断メモを一覧にする。
誰が読む
確認担当者、お客様のサイト責任者、レビュー担当者。
いつ使う
確認の取りまとめ、結果公開、再確認時。
試験結果の実物を見る

試験結果報告書

何のため
Lightが出力したMarkdownを自社の様式に整え、確認範囲・結果・今後の対応を責任者向けにまとめる。
誰が読む
お客様の経営層、サイト責任者、運用・改修担当者。
いつ使う
確認完了時の納品、改善方針の検討、社内報告時。
試験結果報告書の実物を見る

工程 6年次点検

次年度点検提案書

何のため
前回の範囲と課題を参照しながら記入し、次年度の確認内容と費用を提案する。
誰が読む
お客様の経営層、サイト運営責任者、保守担当者。
いつ使う
前回確認から約1年後、保守契約や予算を更新するとき。
記入して使える次年度点検提案書を見る

無料ツールで年次点検を続ける

  1. 前年のプロジェクトJSON・Markdown・報告書を手元に保存しておく
  2. 翌年、前回の対象範囲と未対応の課題を確認する
  3. 無料ツールで新しい確認と記録を作成する
  4. 新しい報告書と、次年度に向けた提案資料を作る

前年のデータの引き継ぎや、前年との差分の抽出は自動では行いません。前年の記録を見ながら手作業で反映します。