こんにちは。田村です。
この度、「デジタルアクセシビリティアドバイザー 認定試験 Basicレベル」に合格しましたので、ご報告いたします。
デジタルアクセシビリティアドバイザーとは?
デジタルアクセシビリティアドバイザーについて、公式サイトでは次のように説明されています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
デジタルアクセシビリティアドバイザー(Digital Accessibility Advisor/略称:DAA)とは、ICT機器などのデジタル機器を障害のある人や高齢者に対して、その困りに合わせて適切にコーディネートし、その利活用をサポートできる知識と技術を認定された人材であり、デジタルアクセシビリティのマインドを持つ支援者とも言えます。
受験の動機
最近、特にウェブアクセシビリティに対応するサイトのご依頼が増えてきました。そこで、より広い視野で障害への知識を身につけたいと思い、この試験を受けることにしました。
ウェブアクセシビリティはもちろん重要ですが、デジタルアクセシビリティの範囲は広く、さまざまな障害やテクノロジー、デジタル機器に対する理解が求められます。ウェブアクセシビリティに対応する際、実際にウェブサイトを見る環境を含めてより深く理解し、よりインクルーシブな支援ができるようになるために受験を決意しました。
試験の内容
試験の内容は、一般社団法人日本支援技術協会が発行する学習教材をもとに学習する形になります。Basicレベルでは大きく次の3章に分けられています。
- 第一章 障害を理解する
- 第二章 テクノロジーを理解する
- 第三章 OS標準のアクセシビリティを理解する
受けてみての感想
試験を通じて、障害に対してより深い理解を得ることができました。
障害観や社会の変化、関係する法令、障害とテクノロジーの関係、各OSのアクセシビリティ機能などを学ぶことで、自分の知識とスキルが一段と広がったと感じています。
学びと今後の目標
アクセシビリティに関する知識は、「障害がある」「障害がない」にかかわらず、すべての人にとって必要なものだと感じます。
ウェブ制作を手がけている方々にとっては、障害や周辺テクノロジーを理解することで、ウェブアクセシビリティ対応の理解が深まり、より質の高いウェブサイトを提供できると感じました。
今回の試験を通じて得た知識と経験を活かし、さらに多くの人々にアクセス可能なデジタル環境を提供できるよう、努力を続けていきたいと思います。ご興味のある方は、ぜひ一緒に学んでいきましょう。
今後も、アクセシビリティの分野での学びを続け、より多くの人々に役立つ情報やサービスを提供できるよう努めてまいります。
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この記事を書いた人
たむら しょうご
HTML&CSSコーダー
ウェブアクセシビリティ対応、フロントエンド開発、CMSを利用したウェブサイト制作を担当しています。
趣味はガーデニングです。