こんにちは。田村です。
ウェブアクセシビリティ試験実施時に使えるURLをランダムに選択するツールを作成しました。
ウェブアクセシビリティ試験を実施する際は、ウェブページ代表するページとランダムなページを選ぶことが多い印象です。
デジタル庁の試験実施リストをみてみるとこのような感じで選択されています。
ウェブアクセシビリティ検証結果 試験実施ページリスト
弊社もサンプルページを用意していますのでよろしければご覧ください。
WCAG AA準拠サイト作成のためのスタイルガイドライン
具体的には、アクセシビリティ試験を「ウェブページ一式単位での試験」で実施する場合、次のような形で40ページ〜50ページを選択する必要があります。
JIS X 8341-3:2016 試験実施ガイドライン
a) 全てのウェブページを選択する場合
b) ランダムに選択する場合
c) ウェブページ一式を代表するウェブページを選択する場合
d) ウェブページ一式を代表するウェブページとランダムに選択したウェブページとを併せて選択する場合
ここでいう「d」を選ぶことが多い印象です。
d | ランダムに選択する場合 | 代表するウェブページを選択する場合 |
---|---|---|
例1 | 25ページ | 15ページ |
例2 | 40ページ | 10ページ |
例3 | 25ページ | 35ページ |
また、アクセシビリティ試験後に修正を行い、再度試験を実施する場合も、再度ランダムに選ばれたページを使用しないと、準拠しているとは言えません。
ランダムに選んだ試験対象の特徴に関する質問
試験対象のページの選出理由の妥当性
試験で問題が発見された場合の対応
そこで、以下の情報を入力することで、重複のないランダムURLを選択し、特定のページを除外することができます。
- 対象となるURLを入力
- ウェブページ一式を代表するウェブページを入力
- ランダムに選択する数
ランダムにURLを選択したい場合に使ってみてください。
対象となるURLを入力
ウェブページ一式を代表するウェブページを入力
ランダムに選択する数を入力
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この記事を書いた人
たむら しょうご
HTML&CSSコーダー
ウェブアクセシビリティ対応、フロントエンド開発、CMSを利用したウェブサイト制作を担当しています。
趣味はガーデニングです。