調査方法
このサイトは、公的機関のウェブサイトが、アクセシビリティについて何を公開しているかを調査しました。
- 名簿にあるサイトを1件ずつ開いて、アクセシビリティについて書いたページを探しています
- 見つかったら、書いてある文章をそのまま引用して記録します
- 見つからなかったときは「確認できず」と書きます。公開していないという意味ではありません
- 「どのレベルを目指すか」と「実際にどこまでできたか」は、分けて記録します
- まちがいを見つけたら直します
調査の流れ
- 名簿のサイトを登録し、方針ページと試験結果ページのURLを決めます。
- ページを読み取り、目標レベル・意図・試験年度・結果などを記録します。
- 自動探索・ルールによる読み取りと、人による確認・訂正、抽出監査を組み合わせます。
どこを調べ、何を数えるか
記録は「団体」「調査対象サイト」「根拠ページ」の3段階で扱います。
- 団体 … 市区町村や行政機関など、調査対象となる組織です。
- 調査対象サイト … 原則として、その団体の主な公式サイトを1つ選びます。
- 根拠ページ … 方針や試験結果が書かれたページです。公式サイトから案内される別ドメインのページも、同じ団体の根拠として扱う場合があります。
複数の独立したサイトを調べた場合は、代表サイトと関連サイトを区別します。割合の分母には代表サイトだけを使い、同じ団体を二重に数えません。
URLの決め方
調査対象ごとに、URLを決める方法が異なります。
| 調査対象 | 件数 | URLの決め方 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 47 | 機械で探し、人が確認 |
| 国の行政機関 | 46 | 機械で探し、人が確認 |
| 独立行政法人 | 86 | 人がすべてのURLを調べる |
| 国立大学 | 85 | 人がすべてのURLを調べる |
| 国立高等専門学校 | 51 | 人がすべてのURLを調べる |
| 市区町村 | 1,741 | 機械で探し、人による確認・訂正と抽出監査を組み合わせる(初回確認済み) |
市区町村は、機械が見つけられなかったものを人が全件確認しています。見つかったものは、県ごとに何件かを抜き取って確認しています。
自動処理と人による確認
ページ候補の探索、本文の読み取り、分類値の作成には自動処理を使います。自動処理には、ページの見落とし、別団体のページの誤採用、JavaScriptやPDFを読めない場合があります。
人は、機械が見つけられなかった記録、確認シートに出た記録、抽出した記録を確認し、必要な場合は原文の引用を付けて訂正します。調査対象によって確認範囲が異なるため、自動処理だけの件数を「人が内容を確認した件数」として表示しません。
数え方
名簿にあるサイトを全部数えます。アクセシビリティのページを見つけられなかったサイトも、数に入れます。
まだ調べていないサイトと、開けなかったサイトだけは外します。外したときは、何件外したかを一緒に書きます。
ひとつの組織で、サイトが複数に分かれていることがあります。その場合は1つにまとめて数えます。
たとえば国の行政機関は46件を調べました。 このうち3件(首相官邸・林野庁・水産庁)はほかの組織のサイトの一部でした。 二重に数えないため、割合は43件で計算しています。
2つの数え方があります。
- アクセシビリティに関する記載を確認
- うちウェブアクセシビリティ方針(目標とする適合レベルの表明があるもの)
書いてあるが、「どのレベルを目指すか」まで書いていないサイトもあります。
「アクセシビリティに関する記載」と数えるもの
そのサイトのアクセシビリティについて、現在の取り組み・状態・目標を述べているページです。
たとえば「JIS X 8341-3:2016の適合レベルAAに準拠することを目標とします」 「配慮したページ作りに努めています」といった記載です。
数えないもの
過去の一時点の話だけで、現在について述べていないものは数えません。 たとえば「2007年のリニューアルの際に配慮しました」といった記載です。
障害学生支援の窓口、施設のバリアフリー、人材育成の講座など、 サイト以外のアクセシビリティについての記載も数えません。
「ウェブアクセシビリティ方針」と数えるもの
アクセシビリティに関する記載のうち、目標とする適合レベル(A・AA・AAA)の表明があるものです。
「確認できず」と探すこと
ページを見つけられないこともあります。「確認できず」は、公開していないという意味ではありません。
「確認できず」と「記載なし」の違いは、データの考え方を読んでください。
目標と試験結果
適合レベル(A・AA・AAA の3段階があります。AA を目標にするのがふつうです)について、「どのレベルを目指すか」と「実際にどこまでできたか」は別物です。分けて記録します。
試験結果は、決められたやり方で自分のサイトを点検した結果です。
目標の期限も記録します。期限が過ぎていても、期限までの試験で目標を達成していれば問題ありません。
「試験結果を公表する予定」は結果ではありません。集計では「公開を確認できず」として扱います。
「令和12年度中」のような書き方は、日付に変換しません。
ページの取得と引用
自動でページを取る前に robots.txt を確認します。拒否されているページにはアクセスしません。
拒否されているサイトは、人がブラウザで公開ページを見て記録します。
同じページに何度も取得をかけないようにしています。
判断の根拠は、必要な範囲の原文を引用し、出典URLを添えます(データの考え方)。
一覧のプレビュー画像は、サイトのトップページ上部を縮小した最新1枚です。
年次調査
調査は毎年行います。その年に確認した内容を、新しい記録として追加します。
相手の年度は4月に切り替わるため、1か月の余裕を取っています。
過去の年の記録は作り直しません。調査年の切り替えと凍結は、年次調査を読んでください。
この調査で分からないこと
- この調査は公開情報の記録であり、ウェブサイト自体のアクセシビリティ品質を評価するものではありません。
- 方針や試験結果を確認できなくても、公開していない、または試験を実施していないとは断定できません。
- 古い年度の試験結果だけを確認した場合でも、その後に試験を実施していないとは断定できません。
- 過去の試験結果ページを網羅的に収集していないため、毎年の継続実施や停止は判定していません。