試験と報告書作成をスムーズに進めるために
利用前の基礎理解チェック
本ツールは、アクセシビリティ検査の作業を助け、JIS規格に沿った書類を正しく整理するための道具です。知識や判断の代わりにはなりません。試験の判断そのものを自動化するものではありません。
最初に理解しておく8つのこと
このツールは、人が画面を見て判断した結果を記録し、正しい書類にまとめるための道具です。自動検査は候補を見つけるためのものであり、スコアだけで合否を決めず、実際の画面や操作感を確認しながら進めてください。報告書は認証ではないため、作成される文書は実施組織による試験の記録です。見つけた後に修正することが本来の目的です。
事前に理解しておく8つのポイント
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1. 自動検査で見つかるのは一部
自動ツールだけで全体の合否は判断できません。画像の説明が適切か、キーボードだけで操作できるか、色の組み合わせは見分けやすいかなどは、人が目視と操作で確認します。
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2. 「目標」と「結果」を区別する
「レベルAAを目標に検査すること」と「検査の結果AAを満たしたこと」は別です。検査前から「AA準拠」と宣言せず、完了後に判定します。JIS X 8341-3:2016の試験とWCAG 2.2の追加確認は別に扱い、JISの試験では4.1.1も対象にします。
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3. 調べる範囲を事前に合意する
対象ページだけでなく、フォームの確認画面・完了画面まで含めるか、外部サービスやPDFを対象外にするかなど、作業範囲を着手前に明確にします。
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4. なぜそう判断したか根拠を残す
単なる合否だけでなく、確認した方法、該当箇所のURLやコード、判断理由を記録します。判断に迷う項目は無理に決めず「要確認」として残します。
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5. 確認に使った環境を記録する
OS、ブラウザ、支援技術(読み上げソフト等)、ツールのバージョンを記録します。環境が異なると表示や動作が変わる場合があるためです。
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6. 報告書は「自社試験の記録」
本ツールで出力する文書は、記載された試験実施機関・組織が確認した公式な記録です。第三者認証機関による適合保証ではありません。
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7. 検査の目的は「直して使いやすくする」こと
試験は報告書を作って終わりではありません。見つかった課題を修正し、必要に応じて再検証して利用者が困らない状態を目指します。
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8. 迷う判断は保留し、専門家にも相談する
判断基準をチームで共有し、判断が難しい項目は一次資料を確認するか専門家へ相談します。推測だけで「問題なし」にしないことが大切です。
始める前のチェック(全8問)
※このチェック結果は保存・送信されません。事前確認のためのセルフチェックです。
最小限の進め方(7つの流れ)
- 目的の把握:対象ページの目的や、利用者が行う一連の操作(閲覧・予約・問い合わせ等)を把握する。
- 自動検査:機械的に検出できる問題候補(コントラスト不足、alt欠落等)をツールで洗い出す。
- 骨組みの確認:見出しの階層順、ランドマーク、コードの基本構造を確認する。
- 操作と表示の確認:キーボード操作(Tabキー)、文字の拡大表示、色の見分けやすさ、フォームの挙動を確認する。
- 支援技術の確認:必要に応じてスクリーンリーダー等の音声読み上げで確認する。
- 記録と整理:確認結果・判断理由・環境を記録簿に入力し、課題を整理する。
- 改善と再確認:見つかった問題を修正し、修正箇所の再確認を行う。
