代替テキストのガイドライン
1.1.1 非テキストコンテンツ (レベル A)
作成日: 2024.4.10 / 最終修正日: 2026.5.12
画像には代替テキストを提供する
この達成基準は、すべての画像や動画などの非テキストコンテンツについて、スクリーンリーダーなどの支援技術を使用する利用者を含め、誰もが情報を得られるようにすることを目的としています。代替テキストを提供することで、非テキストコンテンツの内容を理解しやすくします。
実践すべきこと
代替テキスト(alt属性)の設定
- すべての画像(img要素)には、必ずalt属性を設定する。
- 情報の伝達が目的の画像には、内容や役割を説明するテキストを入れる。
- 装飾目的の画像には、空のalt属性(alt="")を設定し、支援技術が無視できるようにする。
リンク・ボタン画像の記述
- 画像がリンクやボタンとして機能している場合は、見た目の説明ではなく「お問い合わせ」「次のページへ」といった「目的や動作」を記述する。
顔文字・絵文字の扱い
- 顔文字( (^_^) )の使用は避ける。
- 絵文字( 😊 )を使用し、それが重要な意味を持つ場合は、テキストによる補足を検討する。
運用者への注意
代替テキストの適切さ
- 「画像です」「ロゴです」といった不要な説明を省き、簡潔な表現(「〇〇株式会社 ロゴ」など)にする。
- 写真は「〇〇の写真」と記述してもよいが、単なるイメージ画像であれば簡潔に内容のみを記す。
文字画像の回避
- 画像内に文字が含まれる場合、可能な限り画像ではなくHTMLのテキストで再現する。
- やむを得ず文字画像にする場合は、画像内の文字をすべて代替テキストに含める。
状況に応じた使い分け
- 同じ画像でも、文脈によって必要な代替テキストが変わることを意識する(例:単なる風景写真か、撮影場所の紹介か)。
開発者への注意
SVGやアイコンフォントの対応
- SVGを画像として使用し、意味を持つ場合は role="img" と aria-label を組み合わせて設定する。
- アイコンフォントや装飾的なSVGは aria-hidden="true" を指定し、読み上げから除外する。
WAI-ARIAの適切な利用
- 必要に応じて aria-label を設定するが、可能な限り標準の alt 属性やテキストでの補完を優先する。
- role="img" と aria-hidden="true" は矛盾するため併用しない。
iframeのタイトル設定
- iframe要素には、その中身を端的に表す title 属性(例:title="SNSの投稿埋め込み")を必ず設定する。
CSS背景画像の制限
- 情報を伝えるために必要な画像はCSS(background-image)で表示せず、必ずimg要素を使用する。CSS背景画像は純粋な装飾のみに限定する。
今のWeb環境で気をつけたい点
- Windows の高コントラストモードなどでは CSS の背景画像が表示されないことがあるため、重要なアイコンは HTML 要素(img や SVG)で実装するとよいです。
- 透過 PNG のロゴなどがダークモードで背景に沈んで見えなくなる場合があります。視覚的な情報伝達が損なわれないよう、画像の作り方に注意するとよいです。
- AI が代替テキストを自動生成する場合、誤った情報が含まれることがあるため、公開前に文脈に合うか人が確認するとよいです。
参考リンク
公開・販売・運用のことで困ったら、まずは「ましじめ」へ
ウェブサイトの制作や改善、AI活用、アクセシビリティ、
商品やサービスの見せ方まで、何から手をつければよいか分からない段階でもご相談ください。
自社事業の経験と専門的な技術力を活かし、無理なく続けられる形をご提案します。
