代替テキストのガイドライン

1.1.1 非テキストコンテンツの達成基準(レベルA)

画像には代替テキストを提供する

この達成基準は、すべての画像や動画などの非テキストコンテンツについて、スクリーンリーダーなどの支援技術を使用する利用者を含め、誰もが情報を得られるようにすることを目的としています。代替テキストを提供することで、非テキストコンテンツの内容を理解しやすくします。

実践すべきこと

WCAG 2.0
代替テキストの設定
  • すべての画像(非テキストコンテンツ)には、代替テキスト(alt属性)を設定する。
内容の説明
  • 代替テキストでは、画像の内容を適切に説明する文章を用いる。
装飾用画像
  • 装飾目的の画像には、意味のない情報を避けるために空のalt属性(alt="")を設定する。
顔文字の使用を避ける
  • 顔文字は使用しない。

運用者への注意

代替テキストの確認
  • すべての画像に代替テキストが設定されていることを確認する。
内容の適切な表現
  • 代替テキストが画像の内容を適切に表しているかを確認する。
「画像です。」という説明は不要
  • 代替テキストに「〇〇の画像です。」のように「画像です。」という説明は不要。
語尾の表現
  • 「です・ます」調でなくても問題ない。簡潔に伝えることを意識する。
写真の場合
  • 写真の場合は、「〇〇写真」という形で、写真であることを伝える。
画像に文字が含まれている場合
  • 画像に文字が含まれている場合は、同じ文字をなるべくHTMLの本文でも伝えるようにする。

開発者への注意

alt属性の必須化
  • img要素には必ずalt属性を設定する。
aria-labelの利用
  • 必要に応じてaria-labelを設定する。
  • rol="img"とaria-hiddenは併用できない。
iframeのタイトル設定
  • iframeにはtitleを設定する。
背景画像の限定
  • CSSを使用して背景に設定される画像は、純粋に装飾目的のものに限定する。

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